夏の終わりを感じるって言えば感性豊かに思われて好感度上がるんじゃarumaika

気付けば8月31日。8月は12ヶ月のうちで一番過ぎるのが早い気がする。学生のうちは。鬼に笑われるとこわいから、来年以降のことは考えないようにしておく。


僕は四季のなかで夏が一番好きだ。アクティブな性格ではないけど、夏はエネルギーが満ち溢れる気がして好きだ。だから、夏が終わる時期は少し寂しくなる。夏の終わり、という言葉はそれだけでもう哀愁やらなんやらがギュッと詰まっている気がする。ふと考えてみると、春の終わり、とか秋の終わり、とかあんまり言わないような気がする。冬の終わり、はまあ言うかもしれないけど、夏の終わりには敵わない。


甲子園を見て夏の終わりを感じ、24時間テレビのCMを見て夏の終わりを感じる。大学生になって知った素晴らしいもののひとつが、高校野球だ。毎年のように高校野球に熱狂した。勝って終われるのは1校だけ、他は全て負けて終わる。頭ではわかっているが、現実は壮絶だ。だから見ているだけで心動く。自分に足りないものを、無意識のうちに求めてしまのだろうか。だとしたら反省が必要である。出場している選手は、皆年下だ。そして、とても年下には見えない。僕は野球少年ではなかったけど、彼らの一挙一動に学ぶものがたくさんある。気を抜くとつい斜に構えてしまう自分に、彼らの正面突破な姿勢が教えてくれる。とにかく高校野球が好きだ。来年からは、リアルタイムで見ることはなかなか難しくなるなと考えて、少し寂しくなった。高校野球以上にエキサイティングな私生活を送ればいいのだけど。


果たしてこの夏を通して自分は成長しただろうか。正直なところ自分の欠点が要所要所で浮き彫りになった。タッハー、と感じることが多かった。大きな欠点は2つ。極度のめんどくさがりとシャイさである。もともとこの欠点があることは知っていたが、この夏に大きく現れた。この2つの欠点はどうにかするべき点である。直すにしても、有効に活用していくにしても。とにかくどうにかしないと、まずい。このままだと自身の向上は期待できないし、なによりモテナイ。やる気というのは、とりあえず何か始めれば徐々に出て来るものであるらしい。だからめんどくさくてもとりあえず始めてみれば良い。どんなに恥を書いても、100年後には誰も覚えていない。そして。恥をかいたなら、あなたはそのとき行動していた。というような言葉もある。だから恥を恐れる必要はない。2つの欠点を克服する理論はこんな感じ。頭ではわかっている。ただこの考えが、まだ血に流れていない。どうしたら、血に流れるだろうか。残念ながらそんなサプリメントがあるっていう話は聞いたことがない。結局は小さな変化を継続していくしかないのかもしれない。でも、なんとかなるだろう。そんな気がする。


誰得な内容をとりとめなく書き連ねてしまった。なんだかんだ叫んだって、今年もいい夏だった気がする。夏の終わりは寂しいが、実のところ夏の終わりも好きなのだ。なんじゃそりゃと。


最後まで読んで頂きありがとうございます。これからめぐるあなたの季節が幸せなものになりますように。
明日はこれまた好きな台風一過。