この春はゆるふわ愛されのっぽパンでキメちゃおう☆

急に何かを思い出して、懐かしくなることがある。昨日久しぶりに、それが起きた。のっぽパンである。のっぽパンとは何か?僕は静岡出身なんだけど静岡県限定で売られていた菓子パンのことである。どんなのかと言うと、細長いコッペパンにクリームが挟まれたパンなのである。パッケージにはキリンのイラストが描かれている。まあ何てことのないパンなんだけど、僕はのっぽパンが好きだった。小中高とのっぽパンを食べ続けていた。似たような菓子パンはいろいろあるんだけど、のっぽパンには独特の、そして秀逸なおいしさがあった。生で食べても勿論おいしいんだけど、僕はトースターで焼いて食べるのが好きだった。そういえば、のっぽパンは長いから半分に切らないとトースターに入らなかった。こののっぽパンと言うやつは、静岡県の人なら多分みんなが知ってる。静岡県に県パンがあるとしたら、きっとのっぽパンだと思う。



こんなのっぽパンなんだけど、大学生になって東京に出てからは当然食べることがなくなった。実家に帰ったときにコンビニで見かけて食べていたくらいだろうか。まあ、好きだったけど熱狂的に好きというわけでもなかったから。そんな風にのっぽパンと距離をとりながら生活していた大学2年のとき、のっぽパンの生産が終了した。そのときに、「もうのっぽパン食べられないんだなー」と物悲しく感じたことを良く覚えている。それから、実家に帰っても、コンビニでのっぽパンを見かけることは無くなって、いつしか僕はのっぽパンのことを忘れていた。こんな風に、好きだったあの娘のことも忘れるときがくるのかもしれない。それはちょと寂しいなあ。すこし話がそれてしまったんだけど、ここで話は冒頭に戻る。昨日ベットで横になっていたら、本当に突然、のっぽパンを思い出したのである。そして、懐かしくなって今日これを書いている。



そして、これを書いていたら僕とのっぽパンの関係が2年ぶりに疾走し始めた。のっぽパンを明確に思い出すためにググッたんだけど、なんとwikiのっぽパンがのっていた。
wikipedia:のっぽパン
そう、どうやらのっぽパンが復活しているようである!!!!!(限定的みたいだけど)のっぽパンを再び食べることは不可能でない。のっぽパンを手に入れるための冒険が、今、始まる。


本日も読んでくださってありがとうございます。機会があればぜひご賞味ください。