ポジティブる・ネガティブる

生活をしていると、学生でも、嫌なこともあれば良い事もある。それで言いたいことも、ポジティブなこととネガティブなことが出てくる。ただあくまで個人的な嗜好なんだけど、エントリにして発信するものは、できるかぎりポジティブなものであるべきだと思う。というか、ネガティブなことを書かないようにするという意味。ポジティブ思考至上主義というわけじゃないけど、人の負の感情に触れるのは決して気持ちの良いものじゃないと思う。なんだか、その負の感情を受けてこちらまでズーンとしてまう。そのエントリがネガティブなものかどうかのジャッチは人それぞれだし、難しいところでもあるんだけど。(怒りからの主張であったり、共感を生むものである場合もあるしね)でも、人が見て不快になるようなものは、あんまり褒められたものじゃないのかなと思う。そういうものは、個人的な日記帳に書いたほうがいいのかなと思うのだ。(mixiとかは、周りにSOSを出す意味合いで書いてることもあるのかもしれないけど)
もしかしてこのエントリ自体が、ネガティブかもしれないと気づいたが時すでにお寿司。


読んで頂きありがとうございます。愛してます。

ハゲタカ


映画ハゲタカを見る。
もともとは原作小説があり、NHKでドラマ化され、今回はその劇場版。
今年見た映画の中で一番面白かった、熱かった、考えさせられた。


ものづくり日本の象徴アカマ自動車が、外資系ファンドBWPに狙われる。
それに対するは、かつて日本を席巻した伝説のファンドマネージャー鷲津という構図。



2時間強と比較的長めで、また経済ドラマであるのに全く飽きることなくずっと釘付けになる。
白熱の頭脳戦やハイセンスな音楽も魅力的だけど、注目すべきは人であり感情だと思う。



何のために働くのか?何のために生きるのか?



そういった問いに対して深い傷と葛藤をもった登場人物が戦う。
そこに引き込まれる。そこに考えさせられる。



僕みたいな生ぬるい学生からは、考えられない世界で生きている人たち。
これから社会に出て行く若輩の身としては感じるところが多かった。



琴線に触れる言葉も多かった。
ネタバレになるといけないのであまり紹介できないが、一番響いたのは回想シーンでの鷲津の言葉。



強くなれ。強くならないと、人を殺してしまう。



僕から見れば、強さを体現しているような人物である鷲津。
そんな彼の葛藤とある種の達観から出た言葉。
資本主義社会で生きていくことを考えさせられる、そんな言葉に感じた。




以上が映画の感想なんだけど、この映画(ドラマも)を見ると勉強したくなります。
学生だと特に。
映画もドラマもあわせて(脚色や娯楽が過ぎる部分も多分にあると思うけど)、金融だけでなく日本経済の問題や働く意味を考えさせられる良作だと思う。
就職セミナーに漫然といくくらいなら、ハゲタカをみたほうがいいと思う。



映画の公開はもう終わりつつあるので、見に行けない方はまずドラマを見て映画のDVDを待つのもありだと思う。ハゲタカ、激おススメ。




最後まで読んで頂きありがとうございます。愛してます。

メンクイは幼さの表れか

こんなエントリーがある。

■人の内面を見て判断するって奴ほど心が汚れてる
http://anond.hatelabo.jp/20080829101545

メンクイというのは往々にして非難されやすい。
僕もメンクイだと指摘される側だ。



メンクイを非難する側の主張としては、
相手の人間性のが重要だとか、外見だけで何がわかるのか、
といったものだ。
そして、メンクイというのは人間的に未熟な奴がやることだ
等といって非難する。
相手の人間性をみて好きになるというのは、
確かに綺麗な心の持ち主だと思う。
ただ、そういう方は相手の外見からの情報は
キャッチしないのだろうか。
メンクイといっても何も相手の造型だけをみて惹かれるのではないと、
僕は思う。
見た目にプラスして、人は確実に何らかの、
そして大量な情報を常に発していると思う。
極論かもしれないが、
たとえ全く同じ顔・背格好の人が2人いたとしても
その2人からうける印象は異なりうるのだ。


誰かをみてその人に惹かれるということは、
自分の中の直感的な何かが相手の発している何かに反応している
ともいえるんじゃないだろうか。だから見た目だけで惹かれる。


確かに相手の内面を知って、
この人のこういうところが好きこういう人だから好き、
ってなるのはまっとうな思考回路だと思う。
論理的でもあるし、洗練されてるような感じもする。
ただ、相手の外面に直感的に惹かれて、
それから近づいていくっていうのもありだと思う。
『恋は理屈じゃない』なんて言葉を聞いたことがあるけども、
人の内面を見て判断する人とメンクイとに優劣なんてないだろう思う。
だから人の内面を見て恋人を選ぶ自分カコイイ、メンクイ幼い、
て思ってる人いたら少し歩みよってみませんかね。



初夏の夜にもてたいなと思いながら。
最後まで読んでくれてありがとう。

カレー学部レトルト学科

最近めっきり自炊をしなくなってしまった。
代わりに、レトルトカレーばかり食べている。
雨の日も、風の日も、星の日も。
一食ご飯一合食べる。
今日も明日も明後日も。
カレー学部レトルト学科1年に編入した気分だ。

明日はハヤシを食べようか。

見えてるものだけ評価してちゃダメだなーっていう話

ある後輩の女の子の話。
その子はいつもニコニコしていて、周りに気を使っている子だった。
すごくいい子で、その子のことを悪くいう人なんて
いないんじゃないかってくらいだった。
ただ個人的にはちょっと気が弱いなーなんて感じていた。
(自分は自他共に認めるチキンハートなのを棚に上げつつ)
あんまり自分を主張しないから、
何を考えている子なんだろうと思ったりもしていた。



それで表題の話なんだけど、
学生らしく自己紹介シートをまとめたみたいなやつが配られた。
そのときなんともなく、その子のプロフィールを見ていて考えさせらた。
好きな言葉という欄があったんだけど、その子はそこに
『死を想え』
と書いていた。これが衝撃だった。
普段のその子のからは、到底想定できない言葉だったからだ。



その子は僕が見れていない根底において
『死を想え』という言葉を大切にして生活していたんだろう。
僕はといえば、彼女の一面だけを勝手に切り取って
彼女という人を判断していた。


彼女に限らず、自分の周りの人で自分が見ているのは
その人の一部分に過ぎない。
悲しいけどそれは、家族とか恋人についてもいえるだろう。
だからその人の一部分だけを切り取って
その人を判断してしまうのは、あんまりよろしくない。
まして、陰口や非難なんつーのはとりわけ。


僕の知らないところでの、苦労や思い出、努力や成功
そんなものを通して目の前のその人がいるわけで。



だから部分的に見えてるものだけじゃなくて
多角的に多面的に、相手を理解しようと努めることが
大事なんじゃないかと感じた。


自戒をこめて。


いつもありがとう。